一年
ちょうど、去年の今頃、近所の公園で仔猫の兄弟に出会いました。
それぞれ色の違う4匹の仔猫。
今後の成長が楽しみだったのですが、僕自身が忙しくなり、その公園に行く回数が減りました。
しばらく経って、その公園に行くと、4匹の兄弟のうち、黒い子の姿をみたのですが、さらに月日は流れ、兄弟全員の姿を見かけなくなりました。
「あの子達は可愛いから、拾われて、どっかで幸せに暮らしているんだろう。」と前向きに考え、仔猫たちとは二度と会うことはないだろうと思うようになりました。
そして、つい、数日前のこと...。
この時も久しぶりの公園だったのですが、2匹の猫に出会う。
2匹とも初めて会う猫だとおもったのですが、1匹が、どこか見覚えのある顔をしている。
「あっ! そうだ、あの子達のお母さんに似てるんだ!」
4匹の仔猫たちのお母さん猫も、仔猫たちと同じ頃に姿を見なくなっていたのです。
そして、帰宅後、一年前に撮った写真を見て、あることに気付く。
この日、公園で会った猫は、4匹の仔猫のうちの1匹だったのです。
「もしかして!」と感じていたのですが、次の写真を見て、その期待は確信に変わりました。
特徴ある鼻の模様。
実に一年ぶりの再会だったのです。
※当時の記事はこちら→『ママ似 - ねこまっしぐら♪』
どこかの家で飼い猫として幸せに暮らしていてほしいと願っていたのですが、正直、彼との再会は嬉しかった。
野良猫を撮っていると、次にまた会えるという保証はなく、また、突然、いつもいる場所から姿を消してしまうことも少なくありません。
だから、再び目の前に現れてくれて、生きている姿を見せてくれたことが嬉しかったです。